神戸大学サイエンスショップ天文ボランティア「アストロノミア」は、御影小学校の4年生を対象に天体観測会を行いました。
夜の小学校のグラウンドに天体望遠鏡を設置して、おもに月と木星を観察してもらいました。夏の大三角やアルビレオという星も望遠鏡で見てもらう予定でしたが、こちらは雲がかかりなかなか見えず…その分、月のクレーターや木星の衛星をじっくり見てもらうことが出来ました。
今回あたらしい方法で、天体を見てもらうことに挑戦しました。それは、望遠鏡で見える映像をCCDカメラを通してスクリーンに映しだす方法です。うす雲がよこぎる月を見ながらクレーターなどの解説を行いました。望遠鏡で見るのとはまた違い、大きなスクリーンに映し出されるリアルタイムの月の姿は迫力があり、保護者の方々にも見てもらうことが出来ました。
タイミングよく当初の観察予定であった夏の大三角も顔をだしてくれ、天の川の話や星座のクイズなども交え星の観測を行いました。
4年生はちょうど理科で「星」の単元を学ぶので、実際に望遠鏡で見ることによって宇宙を身近に感じたり、また科学への興味を広げてもらえればと思います。